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2009年12月

2009年12月28日 (月)

ミニコンサート

 12月21日(月)山前公民館ホールにて、ミニコンサートを開催しましたshine

 これは、10月から開催した公民館講座「VOICEトレーニング講座」に参加した方達の練習の成果を発表するためですdelicious

 寒い中コンサートに来てくださったお客さんのためにも、一生懸命歌っていただきましたsmile皆さん素敵な歌声でしたよgood

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 また、講師の先生が受け持っているゴスペルサークル「Y.K.G.C(Y 山前 K 公民館 G ゴスペル C サークル)」と「SHINY SMILE(シャイニースマイル)」の方達にも特別出演してもらい、とても豪華なコンサートになりましたscissors

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↑左の写真が「SHINY SMILE」、右が「Y.K.G.C」の皆さん

↓こんな特別ゲストも・・・lovely

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 最後は輪になって「清しこの夜」を合唱shine講師の方、講座参加者の皆さん、サークルの皆さん、寒い中来てくださったお客さん、どうもありがとうございましたhappy02

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2009年12月24日 (木)

第3回 Theあしかが学レポート「民族紛争からみた人間」

今回は、上智大学神学部神学科准教授のサリ・アガスティン先生の講義でした。先生は、インドにおけるコミュナル(民族主義)と題し、民族暴動の事例をもとに、少数派の安全保障について、説明されました。暴動が起きたところは、皮肉にも非暴力を唱えたガンジーの生誕地でした。どうして暴動がおきるのか?非暴力を研究する前に暴力を研究しようと、暴動がおきたすぐに現地にむかったそうです。その悲惨な状況は筆舌に尽くしがたいものでした。暴動の多くは、宗教や民族等の対立により、その少数派が恐怖と脅威にさらされているのが現状です。一方で、住民間の連携がうまく働いている社会では、根拠のない噂などにより、暴動が起こる確率は少ないとしています。先生は、受講生に人間とは本来暴力的存在であるか、平和的な存在なのか、質問を投げかける中で、宗教や言語を超えた、また、少数派や多数派を超えた、人間の安全保障の重要性を訴えていました。

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2009年12月22日 (火)

Theあしかが学(後期)―講座レポート第2回

 12月5日(土)、Theあしかが学・後期「にんげん学入門―こころの学びのすすめ」の第2回目の講座が行われましたhappy01この日の講師は上智大学神学部の瀬本正之(せもとまさゆき)先生で、「環境問題から見た人間」というテーマでご講演いただきましたbud瀬本先生のお話はとても面白く、わかりやすく、受講生の方々も満足のご様子でしたsmile今回も先生のお話をまとめてみますeyeglass

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●人間学とは

「私は人間です。」これは当たり前でまぎれもない事実であると同時に、人間としての価値や人間であるがゆえの課題も含んでいます。この世界に人間として生を受け生かされている私たち、果たして私たちは「人間らしく」生きているでしょうか。この問いが人間学の発露です。人間学とは「人間の尊厳」への問いなのです。

●環境問題と人間

地球温暖化、大気汚染、オゾン層破壊、砂漠化、異常気象などの環境問題は、現代に生きる人間にとって大変深刻な課題です。

この環境問題の解決策として、ある極論を耳にすることがあります。「地球上から人間がいなくなれば環境問題なんてなくなる。」確かにその通りかもしれませんが、やはりこの考え方はどこか根本的に違うような気がします。この考え方には「人間の尊厳」への問いが欠けているのです。

人間学の立場では、人間を3つの視点からとらえることができます。はじめに「個人」、次に「人類(人間性)」、最後が「人格」です。「個人」の視点は、「私のことは私が決めるから、あなたが勝手に決めないでね」という、ある意味消極的でせまい視点です。次の「人類・人間性」の視点は、「私たちのことは私たちが責任を持とうね」という、「個人」の視点に比べて随分積極的で広い視点です。最後の「人格」の視点は、「自分にはよくないところがあるなぁ、申し訳ないなぁ」という自覚、そして「自分の非をゆるしてくれる存在があるんだなぁ、うれしいなぁ、ありがとう」という感謝の視点です。

環境問題を人間学の立場で考えることは、「人類(人間性)」の視点と「人格」の視点でとらえることかもしれません。私たちは地球に対して無責任な行動をとることがあります。それでも地球は何も言わず静かにいのちを育んでいます。もしかしたら地球は無責任な行動をとった私たちをゆるしてくれているのかもしれません。地球のそのやさしさに感謝して、お返しに私たちも地球に対してやさしくなる。このような考えに立てば、人間は絶滅しないで環境問題と向き合っていけるのです。

最後に、地球のやさしさに感謝して地球にやさしくなるとはどのような意識なのか、3つ紹介します。

①自然の生存権…人間に都合がいいか悪いかは別にして、自然に存在するいのちを大切にしましょう。

②世代間倫理…今の私たちは将来の人たちのために自然のいのちを大切にしましょう。

③有限性の自覚…自然は限りあるもの、それは究極的にはみんなのためになるようにつかうんですよ。

環境問題に直面してその只中にいる私たちが「人間らしく生きる」とは、そのような意識を持つことなのではないでしょうか。

2009年12月21日 (月)

Theあしかが学(後期)―講座レポート第1回

 11月21日(土)、午後2時から生涯学習センター101号室において「Theあしかが学・後期」が始まりましたhappy01{Theあしかがが学・後期」は上智大学サテライト講座として、現在上智大学で教鞭をとっていらっしゃる4人の先生方と、上智大学のOBである「夜回り先生」こと水谷修さんをお招きしますsign03講座のタイトルは「にんげん学入門―こころの学びのすすめ」ですheart04

 第1回目の講座には、上智大学神学部の武田なほみ先生がいらして、「物語にみる人間とこころ」というテーマでお話してくださいましたeyeear以下に先生のお話をまとめてみますpencil

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私たちは「物語」が好きです。映画、ドラマ、小説、漫画、アニメなど娯楽として親しまれているものの多くは「物語」ですし、大学の文学部では学術的に物語が研究されています。なぜ私たちは物語に惹かれるのでしょうか。そして物語とは私たちにとってどのようなものなのでしょうか。

人間の思考には2つのパターンがあります。ひとつは論理・実証のパターンで、こちらは客観的で普遍的な思考です。もうひとつは物語のパターンです。こちらは出来事や経験に意味づけをし、人間の意図や感情を伝達します。物語の場合、私たちは語り手または聴き手としてストーリーに参加することができます。

物語には一定のパターンがあります。それは「はじまり」→「展開部」→「終局部」という流れです。物語の主人公は「展開部」においてよくピンチを経験します。ただしピンチで終わるのではなく、助け手との出会いがあったり、協力して困難を乗り越えたり、それによって成長したりもします。そして「終局部」で主人公は新しい自分に気づきます。それは、他者とのかかわりの中で生きている自分、他者に受け入れられている自分、他者を愛し受け入れる自分です。これが主人公の人生にとって大きな一歩となるのです。

そして、物語に接する私たちは甘く切ないストーリーややさしくてあたたかいストーリー、楽しくてわくわくするストーリーを追体験できたり、自分の経験と照らし合わせていくことができます。つまり、物語は人間の生の歩みそのものが語られ、それに共感できることが物語の楽しみなのです。

2009年12月18日 (金)

コールグースコンサート

 12月13日(日)に梁田公民館活動サークル“コールグース”の「クリスマスコンサートxmasが開催されましたpresent 会場の梁田公民館には100名以上の方が集まり、コールグースの皆さんが歌うディズニーソングやクリスマスソング・賛美歌の美しいハーモニーに聞惚れていましたhappy01

途中、会場の皆で「きよしこの夜」を歌う時間もあったり、大人も子供も楽しむことができるコンサートでしたnote

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 身近な場所で音楽に触れられるというのは素晴らしいものですねshineshine

このコールグースさんですが、来年の6月6日(日)に行われるnotes足利市民プラザ音楽祭notesにもご出演されるということなので、今回のコンサートを見ることができなかった皆さんはご家族・ご友人と一緒に是非ご覧下さいgood

2009年12月17日 (木)

御厨女性学級館外学習

 12月10日(木)、御厨女性学級の館外学習に行ってきました!

 最初の見学場所は相田みつを美術館です。館内は相田みつをが毎日散策した足利市の八幡山古墳群をイメージしており、見学ルートの途中にくつろげるスペースを設け、鑑賞した後にゆったりと過ごすことが出来るように作られています。学級生の皆さんは相田みつをの作品を鑑賞してとても感動している様子でした。

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 次の見学場所はNHKスタジオパークです。NHKスタジオパークには放送の収録セットを紹介したコーナーや利用者スタジオ体験コーナーなどが設けられています。今回は学級生の一人がアナウンサー体験をしてきました!ニュース原稿を読み上げる姿はまるで本物のアナウンサーの様です。見学していた他の学級生たちは大きな拍手を送っていました。

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2009年12月16日 (水)

ぺったん!ぺったん!

 12月10日(木)今日は梁田保育所との合同事業の「モチつき大会」でしたhappy01

良く晴れた天気の中、梁田寿大学の受講生のおじいちゃん・おばあちゃんをお呼びして昔ながらの道具でモチをつきましたshine

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 途中、杵の重さとおモチの粘りに力負けしそうになりましたが、そんなときは子ども達の「よいしょ~sign01よいしょ~sign03」という掛け声で元気をもらい、たっくさんのおモチをつくことができましたscissors

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みんなの手作りで作ったおモチはよくのびるしおいしかったねnote

ちなみに梁田公民館の担当の私はこの何十時間後から筋肉痛に悩まされたのでした・・・coldsweats01

もっと運動しないとbaseballsign03

2009年12月14日 (月)

なんとかやっとこ咲きました!!

先日撤去した助戸公民館のリュウキュウアサガオ。残ったつるから花を咲かせていましたsign0312月の寒空の中、きれいな紫色の花を咲かせる姿に生命力の強さを感じましたconfident

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そして、ついにshine皇帝ダリアshineの花が咲きましたsign03つぼみが大きくなってから、しばらくの間そのままだったので、花が咲かないんじゃないかと心配しましたがsweat01sweat01、やっと咲いてくれましたcryingふくらんだつぼみも増えてきたので、これからにぎやかになることと思いますsign03

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矢場川地区文化祭終了!!

 晴天sunのなか、12月6日(日)午前9時からshine矢場川地区文化祭shineが矢場川小学校schoolで開催されました。市内で一番最後に開催される文化祭ですsweat02でもsign01フィナーレを飾るにふさわしい文化祭だと思いますhappy02

 何といっても、農産物即売会happy01には朝から行列ができるほどですsign03

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また、「やばっこ味噌flair」は販売して30分で完売してしまう大人気商品scissors

 やみつきになる人続出lovely

 それでも、今年一番の目玉は「やばっこ名物sign02チョコチップクッキーhappy01」ですsign03sign03

 公民館事業の一環で、子どもたちにクッキー作りnotesから販売presentまで実施してもらいましたsmileクッキーの入った袋の中には、メッセージカードも入れましたloveletter

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 heart02かわいい売り子heart02さん(小学6年生)たちのおかげで、あっsign01という間に完売しましたwink

 その後も来る人来る人runが「クッキーは?」という問合せが殺到しましたcrying

 来年は販売数を増やさなくちゃsign03

 小学6年生のみんなにも良い思い出cameraとなったと思いますup

2009年12月11日 (金)

三重地区のもちつき大会

 12月5日(土)午前10時から三重公民館において、「もちつき大会」(三世代交流事業)が行なわれました。当日は、天気が心配されましたが、担当者の願いが通じたのか雨に降られることなく行うことができました。cloud

 「もちつき大会」delicious(三世代交流事業)は、地区をあげての行事で、地域のそれぞれの世代がもちつきなどの催しを通して交流を図り、親睦を深める事業です。

 当日は、約250人(三重小の児童約80人含む)の参加があり、もちつきのほか、ペタンク、囲碁・将棋、折り紙などを通じて交流を図りました。三重地区の社会福祉協議会、育成会、体育協会、老人クラブ、各自治会女性部、みえ若草会(三重地区の生活習慣改善推進員)ほか多くの皆さんのご協力をいただき、 盛大に行われました。

 「この もち おいしねー」lovelyという子どもたちのうれしそうな声が、あちこちから聞こえてきました。

 「袋に入っている もち しか食べたことがない」という子どももいました。いい経験をしましたね。

 子どもたちの笑顔や、地域の人たちが交流する姿を見て、隣近所との関係が希薄になりつつある昨今、「こういう行事は、大切だ」と感じました。

 この様な行事が、盛大に行える三重地区は、地域の団結力の強い素晴らしい地区だと感じています。

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