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2010年11月

2010年11月22日 (月)

自分力向上↑↑!

今年度の富田公民館の各種講座自分力向上講座は、その名のとおり、いろいろ学んで経験して、新しい自分を発見flairし、自分力を上げてupもらおうという、今、ちまたでいわれているところのshine女子力向上shineを目指した内容となっておりますheart02

大変ご好評をいただきまして、定員をはるかに超える申し込みを頂き、皆様の向上を目指す意識の高さfujiを、伺い知る事ができました。

そして、年齢も30代から70代までと幅広く、世代を超えた交流も、楽しみの一つになるかもしれませんhappy01

1回目は「カラーセラピーで自分力向上up」で、色の持つ意味や癒しの効果など、色の不思議さや自分の性格や人間関係の傾向など、いろいろ楽しく学習していただきました。自分自身や家族や友人関係を見直す良い機会となったのではないでしょうか・・。皆様の真剣に学ぶ様子をご紹介しますhappy01

Photo_2 【自分の性格って色で表わすと何色なんだろう・・・art

Photo 【先生には、ほんとの自分を見透かされそうsweat01

2010年11月17日 (水)

名草小学校のみなさんありがとう♪

 11月12日(金)の午後sun 名草小学校schoolの企画運営委員5名(5年生2名・6年生3名)と担当の先生が一緒に、大きなダンボールと袋を抱えて名草公民館へやってきました。

 名草小学校全児童66名で協力して集めてくれたエコキャップをもってきたくれたのです。

 その数なんとsign03 9,169個 (前回の6月2日は4,253個でした)

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 このキャップの数も、企画運営委員のみなさんが数えてきてくれました。どうやったら、効率よく数えることができるか?みんなで知恵を出し合い色々試した結果flairみんなで数える人海戦術が一番shineということになったそうです。

 このエコキャップは、800個で1人分のポリオワクチンhospitalを買うことができるそうです。前回は5.3人分 今回は11.5人分に相当します。 

 捨ててしまえばただのゴミが、みなさんがちょっと意識をして集めてくださることで、発展途上国の子ども達にワクチンを送ることができるのですheart02 前回名草小学校の児童が集めてくれたことを名草公民館だよりに掲載したところ、住民の方も公民館にエコキャップを持ってきてくださるようになりました。

 まさに、ちょこっとボランティアですnotes これからもみなさんのご協力よろしくお願いしますhappy01

2010年11月15日 (月)

平成22年度Theあしかが学(後期)講座レポート第1回

116日(土)、晴れわたる秋空の下、生涯学習センターおすすめ講座がスタートしましたflairその名も「上智大学サテライト講座・Theあしかが学(後期)にんげん学入門―こころの学びのススメⅡ―」ですshineこの講座では、冠にもありますが、足利にいながら上智大学の一流教授の講義が受けられるのですhappy01そしてテーマは「こころ」heart04「こころ」の疲弊が慢性化している現代社会において、私たちは疲れた「こころ」と向き合いながらこの与えられた生命をどう楽しみ生きていくのか?5回にわたって考えていきますclover

1回目は、上智大学人間科学部教授・久田満(ひさたみつる)先生がお越しになり、「エンパワーメントの心理学」という講義をしてくださいましたeyeglass受講生は42人でしたpencil以下その内容をまとめますcherry

1.エンパワーメントとは―言葉の意味

エンパワーメントを先生流にとてもやさしく表現すると「元気になること」となります。この言葉を初めに遣ったのは、アメリカ公民権運動の指導者マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師で、その後学者によって「個人や組織、地域社会が自分たちの人生に対する統制感(sense of control)を自ら獲得しつつ、他者に与えていくプロセス」と定義されました。人生に対する統制感とは、「自分はこういう風に生きていきたい・こういう風になりたい」という希望で、自分自身がそういう感覚を身につけると同時に他者にも同じような感覚を与えみんなで元気になっていく、その一連の流れがエンパワーメントなのです。

2.エンパワーメントの必要性

人間は全員が全員「自分は自分の人生を生きているなぁ。色々問題はあるけれど、でもいい人生を送っているなぁ。」と感じられるわけではありません。自分を取り巻く環境によって、無力感・無能感・疎外感を抱く人がいます。無感動になる人がいます。スティグマ化(レッテルを貼って決めつける)が行われます。すると自分で自分を認めることができなくなり、自分の人生に対する統制感が欠如してしまうのです。例えば、身体や心に障がいを持つ方、エイズに感染した方、ホームレスの方、大学生などの一部には、エンパワーメントが必要です。しかもエンパワーメントは個人が対象ではありません。個人が所属するコミュニティ全体がエンパワーメントによって変化することが大切なのです。

3.エンパワーメント活動の具体例

先生は学問を実践に活かしてエンパワーメント活動をされています。1992年にアメリカの「がん医療」の現状視察をされてから、重い病気や障がいを持った子どものきょうだい児にもエンパワーメントが必要だと考え、「一人でも多くのきょうだい児をエンパワー(元気に)しよう!」を活動目標とした「サークル連(れん)」を大学の学生たちと立ち上げたそうです。ちなみに「きょうだい児」は、「そう簡単には治らない病気を持った子どもの兄弟姉妹」の意味で先生が遣う言葉です。きょうだい児たちの多くはその生活環境から、がまん強く、世話好きで、やさしい、しっかりした子に育つようですが、でも本当に思い通りに人生を歩んでいるのでしょうか。

サークル連のきょうだい児支援メインイベントは、毎年8月初旬に23日で行われるサマーキャンプです。参加者は、きょうだい児、その友だち、学生、OBOG、顧問で、参加者はみんな日常から離脱し解放され夢のような時を過ごします。そしてきょうだい児たちは様々な出会いを体験します。空、雲、水、風、草、森、鳥、火、月、星、虫、魚、同じ境遇の新しい友だち、先生を筆頭に“変な”大人たち、それらすべてに出会い、触れ合うことできょうだい児たちはエンパワーされ、最高の笑顔になるのだそうです。また、学生やお手伝いのOBOGたちも、ありのままの子どもを理解することができるようになったり、達成感や充実感を味わったり、何よりも子どもたちの最高の笑顔で自分たちにも笑顔が連鎖します。このようにサークル連のサマーキャンプでは子どもも学生も大人も思いっきり騒ぎ、はしゃぎ、歌い、踊り、そして笑い、みんな元気になるのです。

最後にサークル連の学生さんが編集した活動記録のDVDを見せていただきましたmovie本当にみなさんいい顔をしていて、見ている私たちもエンパワーされましたhappy01このいただいた元気を私たちもまた発信していけたらいいですねsun

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2010年11月12日 (金)

梁田地区文化祭盛大に開催!

 昨日の7日(日)に第28回梁田地区文化祭が盛大に開催されましたfuji

 天候にも恵まれ、文化作品の展示や各団体の皆さんの工夫を凝らした模擬店や物産店、

抽選会などを行った「梁田公民館」、午前はバザー、午後は各サークルや小中学生の

演芸を開催した「梁田小体育館」、今年は森をテーマに児童の可愛らしい作品を展示していただいた「梁田児童センター」、それぞれ三会場に沢山の皆さんにお越しいただきましたhappy01

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 いろいろな企画が目白押しのなか、新たな試みとして「ちんどん屋さんcarouselpony」にもお越しいただきましたnotes

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楽しい歌を歌いながら会場を練り歩く「ちんどん屋さん」の周りには、昔を懐かしむお年寄りや、初めて見る子ども達など沢山の人だかりができ、文化祭に一層の賑わいを添えていただきましたhappy01

 

 ご協力いただいた皆様大変ありがとうございましたshine地区の皆さんの新たな一面や隠した才能、沢山の笑顔に出会えたステキな一日となりましたclover

 

2010年11月 1日 (月)

ニジマス釣りと食育(大岩「少年の砦」)

 10月2日(土)、大岩「少年の砦」では、ニジマス釣りを実施しました。

 場所は大岩町のとある場所。

 今回は地元の方が1年かけて作った手作りの池にニジマスを放して行いました。

 この場所につきましては、話したいことがいっぱいあるので、後日くわしくご紹介する予定です。

 さて、手作り池を利用するのは今回が初めてということもあり、地元の方も興味津々。

 当日は三重地区体協の方々をはじめとして、育成会、三重小、老人クラブなど地区のみなさんがかけつけてくれました。ありがたいことです。happy01

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 話はさかのぼりますが、この企画が決まってから私はちょっとした不安を感じていましたdespair

 魚をつり、そしてさばく。この光景に児童はどんな反応を示すのか?

 周囲の大人も死んでいる魚はさばけるが、生きているのはちょっと・・・

 200匹もさばいていると腕にうろこがはえてきそうという弱気な意見もちらほら・・・

 これも食育と思う反面、これを機に魚の苦手な児童がうまれてしまうのではと心配になりましたが、こんな状況だからこそ命の大切さを教えるチャンスでもありますpunch

 しかし、当日はそんな心配をよそに、児童たちは歓声をあげながら、夢中になってニジマスを追いかけていました。

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 ニジマスを焼いている間も早く食べたくて、待ち切れない様子。

 確かに炭火で焼いているニジマスはうまそうだcat

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 ニジマスも無事に焼け、後は「いただきます」の掛け声のみ。まさに命の大切さを教える重要な場面を迎えました。

「人間は生き物の生命をいただいているんだ。残酷だけど生きるためにはやむをえないことなんだ。だから食事は残さず、感謝して食べなきゃいけないんだよ、わかったかな」

「うん。先生わかったよ。おれ、これからは好き嫌いしないで何でも食べるよ」

「そうか、わかってくれてうれしいよ」

というようなシナリオを描いていましたが、

 おいしそうに焼けあがったニジマスを目の前にした児童のはやる様子、さらには魚をさばくことに対し、思っていたほど動揺していない様子をみると、

今の彼らには何を言ってもむだかも・・・

 まあ、おいしく楽しく食べることができれば、それもいいかもと考え直し、それでも、何か感じてほしいなと願いながら

「感謝して食べましょう。いただきます」と一言しか言えませんでした・・・(少し反省)

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 何はともあれ、当日は砦のOGの中学生も手伝いにきてくれたり、(こちらから、お願いはしていないのに、積極的に後輩のためにお手伝いをしてくれました。これには驚きました)

また忙しい中、児童のためにきてくれた地区のみなさん。

 改めて、三重地区のすばらしさを感じた1日でありました。