イノシシさんへのお願い
三重公民館の事業の一つに大岩「少年の砦」というものがあります「少年の砦」は地元の里山での活動を通して、地域全体で子どもたちを育む事業です
今年度も活動をつつがなく消化し、最後のじゃがいも植えを残すのみとなりました私どもの砦のじゃがいもは、粘土質の土で育つため味が良くなるようで、地元のイノシシさんにもご好評をいただいております
イノシシさんには去年の6月に2度ほどお越しいただき、私どもの自慢のじゃがいもをパワフルに味わっていただきました
とはいえ、じゃがいもは本来子どもたちのもの、イノシシさんにはご遠慮いただかなくてはなりませんそのため、私どもは心を痛めつつ、畑を柵で囲わせていただいております
この柵ですが、長年の風雨にさらされてもろくなっている部分が目立つようになりました聡明なイノシシさんはそれをすべてご承知でそこをめがけて猛進なさいます
今頃は次の収穫の時期を楽しみにされていることでしょう
しかし、そうは問屋が卸しませんよということで、私どもは2月8日に柵の補強を決行しました具体的には、ワイヤーメッシュで囲った柵の下の部分に這わせていた竹が朽ちてきたので、頑丈な単管パイプに交換するという作業でした
限られた時間と材料と人員なので、一番もろい部分だけを集中して補強し、とりあえずの作業を終えました
素人作業ではありますが、これまでの状態よりは良くなったと思っています
イノシシさん、どうか気丈に挑んで来ないでくださいね
2月25日のじゃがいも植えに向けて土を「かんまして」いるところの写真です