台風とニジマス
9月4日(日)大坊山「少年の砦」が行われました。
本来なら地元の川をせき止めて、子どもたちにニジマスをつかみ取りさせて、内臓をとるなどの処理も体験して、炭火で焼いて食べる予定でした。
しかし、台風12号の影響で川の水量も多く、天気
も不安定なことが予想されたので、毛野公民館を会場に、活動内容も変更しました。
「今生きている命をいただく」というという体験は残したかったので、ニジマスをさばいて炭火で焼くことはしました。
それだけでは活動内容が少ないので、懐かしい輪ゴムでっぽう作りをしました。40名近くの子どもたちがいるので、実施委員長が威力は弱めのものを指導してくださいました。
何人かは作ったこともあったようですが、ほとんどが初めての体験だったようで、みんな楽しそうに活動していました。
輪ゴムでっぽうを作りながら、順番に料理室に行き、ニジマスのお腹を裂いて、内臓を取り出す体験をしました。
血が出たり、内臓を触ったりすることが気持ち悪がる子どもも多かったのですが
、頑張って処理をして、塩を振って、キャンプの時に作った竹串に刺し、炭火で焼きました。
川魚が苦手な子どもも時折いるのですが、今回はそんなことはなく、2匹目を食べる子どももいました。
子どもたちを帰した後、毛野地区育成会のみなさんと反省を行い、魚をさばくのであれば、今まで使っていた「安全カミソリ」よりも「小刀」を使用するのがより安全ではないかとのことになりました。そのほかにも砦やその他の育成会行事について計画や話し合いも行いました。
雨に当たらないようにブルーシートを使って軒を伸ばしバーベキューコンロを設置したり、煙まみれ汗まみれになりながら炭を起こしたりと、子どもたちが活動しやすいように知恵を出し、工夫している育成会のみなさん、保護者の方々は、いつもながら本当に子どもたちと一緒になって活動してしていると思います。
なお、今回も大岩少年の砦(事務局:三重公民館)には、バーベキューコンロを貸していただきました。ありがとうございました。