第2回スローフード入門 野菜と健康 地産地消で健康づくり
2月6日(木)1時30分から第2回スローフード入門が開催されました。「食の安全」が連日のニュースで取り上げられる今日、受講生にとっても大変興味深い内容となったようです
今回講師をお願いしたのは宇都宮大学農学部教授の宇田靖さんです。
宇田教授によると、最近の日本人の食生活の特徴として、勤労者世帯の食料費の割合の推移は加工食品が60%突破し、朝ごはんを食べない人の増加、またメタボリックシンドロームなどの内臓脂肪症候群の増加など深刻な状況にあります。
宇田教授は、そんな食生活の変化の中で、野菜をもっと消費するべきだ述べています。野菜は発がん物質を体外に排出させるための、解毒系で働く酵素類を活性化させる機能をもち、私たちの体にとても良い要素がたくさんつまっています。
また、その野菜を信頼できる生産者から仕入れ、消費する「地産地消」を推進することで、野菜の「旬」を味わうことが出来、さらに地元を見つめなおすことで地域社会への意識を高めることにつながるとも説いています。
いいところだらけの「地産地消」。冬は、栃木県産の「にら」や「ほうれんそう」、「はくさい」など大変おいしい季節です。今夜の夕食は、これらのこだわった野菜を食材にして「地産地消鍋」などいかがですか?デザートには足利産の「いちご」がおすすめです
足利市地産地消推進協議会ホームページはこちらです。http://www.ashikaga-chisan.com/