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2010年2月 2日 (火)

富田小学校でお話し集会

 1月27日(水)、富田小学校で3,4年生と老人クラブの方々とのお話し集会がありましたsunこれは、老人クラブの方々に、『昔の暮らし』・『昔の学校』・『昔の遊び』・『迫間湿地』・『大小山のいわれ』・『戦時中のはなし』・について、実体験をもとにした生の声を、思いをお話ししていただき、小学生に、今とは随分と違う昔の生活を知ってもらおうという三世代ふれあい交流事業の一つですflair

 老人クラブの方々は、昔の話に懐かしみながらも真剣に、子どもの目線に合わせてお話しをしてくださいました。子どもたちも、積極的に質問をしたり、メモをとったりpencilと熱心に、初めて知る昔の話や、本bookやテレビtvの中でしか知らない話に聞き入っていましたthink

 特に、ご家族を何人も戦争で失った方が、「この話しをすると、悲しくて涙が出ちゃうのよ」と声を詰まらせ、涙を浮かべながらも語ってくれたお話は、とても残酷で悲しく、悲痛な思いが、胸に強く突き刺さりました。戦争で負った心の傷は、どんなに時間が過ぎても癒えるものではないのだと思いました。 

 平和な世界が当たり前の中で生きる今の子どもたちに、この声が、思いが、どれほど届いたかわかりませんが、いつか大人になり、この世界を担っていく子どもたちには、この現実に起こっていた悲劇によって流された涙を、忘れないで欲しいと思いました。

 その他、「お弁当のおかずはたくわんだけで、ご飯は黒かった(麦飯)shock」「学校のクラスは男女別toiletだった」「くつshoeは貴重shineでぬれると使えないので、雨の日は裸足footだった」など、当時の子どもたちの様子を話してくださいました。coldsweats02sign03

 子どもたちにとって、直接経験された方から直にお話しを聞くearことができたことは、本当にshine貴重な体験shineだったと思います。

 私自身も知らないことが多く、子どもたちと一緒に学ばせていただきましたhappy01

 昔を知り、当たり前に過ごしている今の生活の便利さ、食べ物のありがたさを再確認する良い機会になったことと思いますheart04

 でも・・・、不便で質素で豊かとはとてもいえない生活の中にも、こころは豊かで、風情があったり、生活の知恵flairがあったりと、今の生活にも生かせること、見習いたいことが、たくさんあるかもしれませんね。

 故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る(温故知新)

                       ・・・・深イイ言葉ですねsign03

         ※温故知新・・・過去の事実を研究し、そこから新しい知識や見聞をひらくこと

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