高齢者学級芸能大会
山辺公民館の高齢者学級「山辺寿大學」では毎年、学級の一環として「私の十八番」と題した芸能発表会を開催します。
学級担当となって早7ヶ月。まず驚かされたのは、この学級生方の趣味の巾の広さと芸のクオリティの高さです。普段の学級では見せないような一面を披露してくださいます。
おとなしくて人前にはあまり出ないタイプの方かと思いきや、以外にも歌がお上手だったり、踊りを披露した方は、役者さんのように本格的な衣装やメイクで楽しませて下さったり。太極拳や手話でのリズム体操なども飛び出すなど、とにかく内容が豊富で、毎年学級生たちも楽しみにして下さいます。
人生80年。その間にいろいろな経験を積まれ得とくされてこられた「十八番」は一つや二つどころでは無いようです。
先日、「山辺寿大學」で、南小学校児童との交流会があり、そのアトラクションとして元山辺寿大學学級生のN さんに※「ビオリラ」の演奏をお願いしました。Nさんは御年が今年で77歳。なんと72歳の時に「ビオリラ」の音色に魅了され、レッスンに通い精進されたそうです。今では福祉施設などでボランティアで演奏をされ活躍されています。いくつになっても新たな出会いがあり、感動があるものなんですね。
生きている限り、何かを学び人生を楽しみたいと、意欲的に学級に参加してくださる「山辺寿大學」学級生180名は、今年も活き活きと、お元気な方たちばかりです。
※ビオリラ・・・バイオリン、チェロ、ギター、マンドリンなどの弦楽器が1台になったもので、弦を引く、手で叩く、はじくなどの演奏方法でいろいろな音色を引き出す事のできる楽器。