外国人のための料理講座
織姫公民館の外国人のための料理講座(全5回)は、その名のとおり”外国人”を対象にしています
受講生は女性ばかり10名 彼女たちの出身国は、ブラジル・中国・フィリピン・バングラディッシュ・スリランカ・モロッコの合計6カ国。 そして、共通語は、なんと・・・日本語 これだけの国の人が集まって、日本語で話している光景は、なんだか不思議です
受講生に参加の動機を聞きました。「子どもが日本の料理が好き。だけれど、あまり作れないの・・・」、「旦那さんに食べさせてあげたい」など、皆さん”自分のため”というより愛する”家族のため”といった感じでした。
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松崎宣子先生(佐野短期大学教授)の丁寧な説明を聞いてから料理実習が始まります。程なくすると何処からともなく「セッン・セーイッ」の声、こえ、コエ、KOE。松崎先生は大忙しですが、なんだか楽しそうです
この講座では料理の作り方のほかに、軽量カップや計量スプーンの使い方、日本の調味料の使い方、材料の切り方(輪切り・小口切りなど)なども学習します。また、「ひたひた」とか「しんなり」といった、外国人には分りにくい日本語も解説します。そして受講生は、初めて見る食材は料理する前に、初めて見る調味料はその容器を、携帯電話やデジカメでパチリッと撮ります。買い物に行く時に参考にするそうです。そんな姿を見ると「頑張れ」って応援したくなります
さて、試食です。
「イタダキマスゥ~」
「ウ~ン、美味しいねぇ~」
「セッン・セーイッ、これは豚肉を使ってもOK?」
「セッン・セーイッ、これ、ビールのおつまみにいいねぇ」
「セッン・セーイッ、これ、お弁当、大丈夫?」
「旦那さん、好きそう」
「これ、旦那さんに持って帰る」
食べながらも、松崎先生に質問です。みんな、本当に熱心です。
そうそう、お味のほうはと言いますと・・・。
言うまでもありませんよね!